第一番
〈だいあんじ〉
宗 派 | 高野山真言宗 |
---|---|
御本尊 | 十一面観音像 |
所在地 | 奈良市大安寺2-18-1 |
エリア | 奈良公園周辺 |
創建は、聖徳太子が祇園精舎に倣って創建した「熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)」にはじまる。その後「百済大寺(くだらおおでら)」、「高市大寺(たけちおおてら)」、「大官大寺(だいかんだいじ)」と寺の変遷を経ながらも、飛鳥時代は中心寺院として栄えた。平城遷都に伴い大安寺となり、奈良時代は国の筆頭寺院として、仏教の総合大学の役割を担った。
若き日の弘法大師が、同寺の勤操大徳を師と仰ぎ修行を積んだことでも知られる。また晩年の天長六年(829)には、同寺の別当に補せられている。
一番礼所、本堂の御本尊は十一面観音(天平時代・重文)。がん封じ、病気平癒など所願成就の御祈祷が毎日行われている。二番礼所、嘶(いななき)堂の御本尊は秘仏・馬頭観音(天平時代・重文)。厄除け観音として信仰が篤い。
道慈律師は奈良時代を代表する高僧の一人で、大安寺の天平伽藍を完成させた人として知られます。
十六年間長安に学び 三論宗を伝えると共に先端の技術と文化を我が国にもたらしました。
また大般若経六百巻を転読して、国の安泰と人々の平安を祈る「大般若会」をおこし、 この法要は今日になお全国の寺々で盛んに行われています。
当山では、例年十一月二日、律師のご命日に大般若会を修し、大安寺創建の本義を顧み、律師の鴻恩を偲んで法要を営みます。毎年、律師への報恩謝徳と共に参詣各位のご平安と家内安全など御祈願いたしております。
住 所 | 奈良市大安寺2-18-1 |
---|---|
電 話 | 0742-61-6312 |
交 通 | 近鉄・JR奈良駅よりバス「大安寺」下車 |
御朱印 | 300円 |
拝 観 | 9:00 〜 16:30 |
拝観料 | 本堂・収蔵庫:大人400円 (特別拝観時100円UP) |
駐車場 | 有(無料) |
URL | http://www.daianji.or.jp |